株式会社イノフィスより販売されている『マッスルスーツ』。
「パワードスーツ」「アシストスーツ」などとも呼ばれる、「人工筋肉」によって作られた装置の一種ですね。
背負うことによっておもに腰を補助し、重い物を持ったり、中腰でする作業の負担を軽くします。
お笑いコンビ『ダウンタウン』の浜ちゃんが出演したCMの効果もあり、最近どんどん認知度が上がってきています。
ところでこのマッスルスーツは、具体的にどんな場所や用途で使う人が多いのか、どういった職場に適した道具なのか、詳しく知りたいと思っている方も多いのではないでしょうか。
そこでここでは、マッスルスーツが利用されている具体的なシーンや職種などを見ていきたいと思います。
マッスルスーツがよく利用されている職種
マッスルスーツは装着することで腰を補助。人や重い物を持ち上げたり、中腰の状態を保持するような作業による身体の負担を減らします。
そういった作業が必要な仕事や、日常のちょっとした力のいる作業などにも、効果を発揮します。
では具体的に、まず実際によく使われている業種について見ていきます。
製造業における、工場や倉庫での作業
製造業とは一言で言えば、「原材料などを加工することによって、製品を生産・提供する産業」。
食品や飲料・衣服などといった日常的に利用するものから、紙・木材・プラスチック・金属でできた様々な製品など、私たちが生活する上で欠かせない、ありとあらゆる物を製造する産業ですね。
製品を作る上では、どういった物を加工するにせよ、原材料を必要とします。
そういった原材料は大型トラックなどで運ばれ、工場や倉庫内においては、原材料が積まれたパレット等をフォークリフトなどで運んだりもできます。
ただし、ラインに投与し加工する直前の段階では、人の手で運ぶ場合が多いかと思います。
そういった原材料の入った箱や袋の重量は、製品の種類にもよりますが20~60kg程度。
それを運ぶのは女性の体力では難しく、男性でもかなりの負担がかかります。
そういったシチュエーションでマッスルスーツを使うことにより、作業する人の腰への負担を軽減して体力の消耗も抑えられます。
また、働く人の負担軽減だけでなく作業効率も上がり、会社にとっても大きなメリットとなります。
介護の現場
老人ホームなど、介護サービス施設で働く人にとっても、マッスルスーツは随分と役に立っています。
例えば、被介護者を抱えてベッドから車いす、車いすから椅子・トイレの便座などに移す「移乗」。
さらに排泄介助・入浴介助・ベッドで体位を変えてあげたりするなど・・。
被介護者が高齢者の場合は、体重が軽いとは言え中腰で行う場面も多く、介護者にとっては体力的に大きな負担となる作業が多くあります。
マッスルスーツを装着することで腰の負担を軽くして、「後ろから誰かに引っ張られるように」ラクに被介護者を抱きかかえることができます。
介護現場で働く人の腰痛などのケガ防止、および体力の消耗を防ぎ、介護の質の向上にもつながります。
農業
農作業においても、重い物を持ったり、中腰で行う作業はかなり多いですね。
例えば、収穫した野菜や果物を入れたコンテナは数十キロの重さになります。
また畑の耕作や苗の植え付け・作物の収穫などの作業を効率よく行うには、中腰の姿勢をずっと保つ必要もありますね。
こういった農作業の現場でもマッスルスーツを使うことで、腰への負担を減らし腰痛を防止。重いコンテナもラクに積み降ろしできます。
特に農業従事者には高齢者も多く、マッスルスーツの需要はかなり高いと言えます。
また、マッスルスーツは電気を必要とせず、防水・防塵仕様。
ハウスなどを除きほとんどが屋外で行う農作業においても、電源コードなどがつながってる訳でもないので自由に動き回れるし、濡れるのを気にして天気を心配することもありません。
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農作業での腰痛対策にマッスルスーツを!おススメする5つの理由
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建築業の現場作業
ビルやマンションおよび一般家屋、様々なインフラ等の建築・建設現場においても、マッスルスーツを利用するシーンは多くあります。
建築に使用する建材や部材は金属・セメント・合板など様々。重い物が多く、運ぶのはもちろん、ちょっと動かすだけでも重労働となります。
また、そういった部材の接合金物ほか、様々な資材が入った箱や袋もいちいち重いのが普通で、男性でもある程度体力に自信がないと務まらない職種ですね。
しかし、マッスルスーツを利用することでその辺りの負担ももちろん軽減できます。
建築業と言えば今でもほとんど男性の職場ですが、男女の雇用均等が勧められる時代でもあり、マッスルスーツを導入することで、女性がこういった力仕事を要する職業にも従事しやすくなるかと思います。
物流業における倉庫内作業
私たちのもとへ、正確に様々な商品を届けてくれる運送・物流関係の人たち。
コロナ禍の現在、生活インフラとしてますます欠かせない重要な職種として活躍の場が増える一方、そこで働く人たちの負担は増しているでしょう。
そういった物流に携わる仕事においては、倉庫でのトラックへの積み下ろし、また配送先や積み荷の種類ごとの仕分けなどにおいて、商品が入った段ボール箱等を人の手で運ぶ作業が必要になります。
そういった場面においても、マッスルスーツを使用することで労力を減らして作業を行え、腰など身体への負担も軽く済ませることができます。
小売業
デパートやショッピングセンター・コンビニ・各種専門店など、私たち消費者が実際に商品を購入する店舗に関わる小売業。
そうした店舗における、商品の搬入や棚出しといった作業にも、マッスルスーツは役立ちます。
また、店内に商品が陳列される前の段階で、商品が入った箱を運ぶ場面もあるかと思います。
お店で販売を担当する人は体力的に劣る女性の割合も高く、マッスルスーツをつけ身体をサポートした上でそういった作業をすれば、ケガの防止にもつながります。
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マッスルスーツの家庭における利用シーン
ここからは職場ではなく、一般家庭においてマッスルスーツが役立つ場面について見ていきます。
家庭菜園など、庭での土いじりに
上に挙げたような農作業と同様、一般家庭での家庭菜園など、庭仕事にもマッスルスーツは効果を発揮します。
土や肥料の袋を運んだり、中腰になって植物や野菜の苗などを植える時なども、楽にこなせます。
雪かき
冬、寒冷地や豪雪地帯で積もる雪は、場所によっては1メートルを超え、家の前の雪かきをするのも大変な重労働。
中腰になってスコップで雪をすくい、放り投げる作業を延々繰り返します。
効率よく行うためには、ある程度スコップ一杯に雪をすくう必要があり、それなりの重量となります。
経験によってカバーできる部分もあるものの、身体全体の筋力が必要で、女性や高齢者にはかなりきつい作業ですね。
そんなつらい雪かきでもマッスルスーツを装着すれば、雪をすくい上体を起こしつつ放り投げるという一連の動作が楽になり、身体への負担が軽減されます。
在宅介護
介護が必要な方を施設に預けず、自宅で世話をされている方にとってもマッスルスーツは役立ちます。
介護施設における場面と同様、被介護者を抱きかかえての移動や、排泄介助・入浴介助等々・・。
ホームヘルパーさんがいる時なら良いですが、いない場合はそれらの作業を家にいる人で行わなくてはなりません。
また、介護する側も高齢の方や女性であれば尚更、大きな負担となってしまいます。
マッスルスーツを使うと「上から吊るされている」感覚で、腰や身体への負担を少なく被介護者を抱きかかえることが可能。
寝た状態になっている被介護者の移動は、どうしても中腰の無理な姿勢を取らざるを得ず腰にきてしまうものですが、マッスルスーツを利用することで腰痛を防止することができます。
その他、重い物を持ったり中腰の姿勢をとる作業
その他、家庭での様々なシーンでマッスルスーツは有用です。
例えば、
- 重たい荷物がいくつか届いて、玄関から各部屋に運んだりする時。
- 掃除をする場合、腰を曲げたまま長時間ほうきで床を掃いたり掃除機をかけたりする時。
- 部屋の模様替えなどで、物が入った箱やテーブル・座卓などのちょっとした家具など、重い物を移動させる時。
などなど、色んなシチュエーションでマッスルスーツは効果を発揮。
腰など身体をサポートしてケガを防ぎ、快適に作業をこなすことができます。
まとめ
以上、マッスルスーツの職場や一般家庭における、様々な場面での使い道について見てきました。
つい頑張り過ぎて一度でも腰を痛めると、古傷になったりなかなか完治しなかったりと後々まで影響し、仕事や生活の質も落ちてしまう状況にもなりかねません。
様々な職種の企業においてマッスルスーツを導入することは、従業員の健康を維持し、職場環境の改善につながります。
また家庭においても、マッスルスーツを様々なシーンで利用して無理なく作業を行い、いつまでもしっかり動く健康な身体を保ちたいですね。
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