2019年11月に発売以降、介護現場や製造業・建築業・農業など、様々な分野での普及が進んでいるイノフィス社の『マッスルスーツ Every』。
個人でも購入しやすい価格設定で、一般家庭での介護やちょっとした作業にも利用されています。
ここでは、そんな『マッスルスーツ Every』のメリット&デメリットについて見ていきます。
マッスルスーツEveryのメリット6つ
『マッスルスーツ Every』の主なメリットとしては、以下の6点になります。
- 腰の負担軽減&腰痛予防
- 作業をスムースに補助し、効率アップ
- 軽量で動きやすい
- 電気を使わず、屋外で使える
- 装着がカンタン&すぐに使える
- 安価&分割払いもあり
腰の負担軽減&腰痛予防
『マッスルスーツ Every』は装着することで、最大25.5kgfの補助力を発揮。
重量物を持ち上げたり運んだり、被介護者をベッドで抱きかかえる時など、様々な作業における腰への負担を軽減します。
腰への負担を減らすことで腰痛を予防し、色んな場面で働く人の健康を維持するのに役立ちます。
作業をスムースに補助し、効率アップ
製造業における原料や建築業での資材、農作業での収穫物などが入ったコンテナ等々・・。
そういった重量物を運ぶには、時間も人手も労力もかかってしまいますね。
『マッスルスーツ Every』を使うことによって、そういった荷運びはグッと楽になります。
同じ作業でもスピーディに効率よく行え、作業に要する人員も少なく済むように。
作業の効率化や、人件費などのコスト削減にもつながります。
軽量で動きやすい
『マッスルスーツ Every』は、同社の従来製品より部品や材質などの改良を重ね、軽量化に成功。
本体重量3.8kgと、女性や高齢の方・体力に自信の無い方でも扱いやすく、装着しても動きやすく設計されています。
電気を使わず、屋外で使える
『マッスルスーツ Every』の動力は、空気圧を利用した「人工筋肉」。
電力やモーターなどは使用していません。
バッテリー切れを心配する必要もなく、電力を供給する配線などもなく、自由に動き回れます。
また、水に弱い電気機器などが組み込まれている訳でもなく、多少濡れても問題なく利用可能。
つまり、屋外での作業にも非常に適しています。
装着がカンタン&すぐに使える
『マッスルスーツ Every』は、リュックサックのように背中に背負い、腰のベルトを締めるだけで装着完了。すぐに使用できます。
慣れればものの10秒で装着でき、難しい操作もなく、誰でもカンタンに利用が可能です。
安価&分割払いもあり
『マッスルスーツ Every』の価格は、149,600円(税込み)。
同社の別の製品や他メーカーの製品が50万~100万円程度することを考えると、かなり購入しやすい価格になっています。
また、月々3,500円×42回払い(分割金利0%)の分割払いも可能。
一括払いと同じ料金で購入することができます。
マッスルスーツEveryのデメリット2つ
このように多くのメリットを備えた『マッスルスーツ Every』ですが、あえてデメリットを挙げると以下のようになります。
- 手動で空気を入れる必要あり
- やや歩きにくい
手動で空気を入れる必要あり
『マッスルスーツ Every』は本体に付いている小型ポンプで、手動で空気を30~45回程度入れて使用します。
この作業が、コンプレッサーなどで空気を入れるよりも、手間がかかり面倒だと思う人がいるかも知れません。
しかし逆に考えれば手動で行うというのは、そういった機器や電力が無い所でも、いつでも自由に使用できるということでもあります。
その意味において、手動で使用を始める準備ができるというのはメリットとなりますね。
やや歩きにくいという意見も・・。
『マッスルスーツ Every』では、本体を背負い、下に延びている「腿(もも)パッド」を腿にあてがって使用します。
腿を支点にして支えられることにより効果を発揮し、重い物を楽に持ち上げられます。
ただしその腿パッドにより、前に歩く動作はできるものの、歩きにくさを感じる人はいるようです。
『マッスルスーツ Every』には、
- 腿とパッドの間にゆとりがあって歩きやすい「ソフトフィット」
- 腿とパッドが密着し、移動が少なく中腰の姿勢を維持するのに適した「タイトフィット」
の2種類のタイプがあるので、歩きやすさを重視するなら「ソフトフィット」を選ぶのがおすすめです。
まとめ
以上、『マッスルスーツ Every』のメリット&デメリットについて見てきました。
多少のデメリットはあるものの、腰痛予防や作業効率アップ、その他にも作業する人や企業にとって多くのメリットを備えてますね。
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